4圏域合同認知症研修会

PTOTデイサービス結かぐら管理者の石川です。

 

第21回 4圏域合同認知症研修会において、当事業所の田内が実践報告をさせて頂きます。

テーマは「認知症高齢者の身体介護について」と題して、田内からは結かぐらに通所されている認知症を患った入浴拒否のある利用者様についての実践報告をいたします。

 

入浴は衛生を保つだけではなく、体を温め、心をほぐす効果があります。また入浴後のリハビリテーション効果も先行研究では多数報告されています。しかし認知症を患うことで、入浴を嫌がるケースがしばしば認められます。入浴が必要だと思っていなかったり、入浴自体が面倒くさい、入浴介助の必要性がわからない、そもそも負のイメージを持っている等々、色々な原因が絡み合い認知症特有の生活障害が出現します。

 

今回は、入浴拒否の原因を分析・評価し、その方に合わせた個別の介入方法から入浴利用が可能となったケースについてご報告させて頂きます。

結かぐらではPTOTによるリハビリテーションのみではなく、認知症を起因とする生活障害に対しても個別性を重視しチームアプローチでご支援させて頂いております。

 

日時:令和2年2月20日(木) 19:00~20:30

場所:旭川市市民活動交流センター CoCoDe