全介助することもあるK様の立ち上がりの動作。
利用者様のADL、力を維持するためには運動はもちろん、日ごろの立ち座り等がいかに自分で行えているかが大切です。
「なかなか立ち上がれない=すぐに介助」ではなく・・
立ち上がれなかった原因に一つ一つ対処してみます。
よくある原因はこちら。
- 背もたれによりかかりすぎている ⇒ まずは身体を起こしてもらう。
- 膝が伸びて足を踏ん張りにくい状況になっている ⇒ 膝を90度曲げてもらい、足裏もきちんと床につけてもらう。
- 何をするのか状況をうまくのみこめていない可能性がある ⇒ 相手の目を見て、アイコンタクトをとりながらゆっくりと伝える。
K様は普段移乗した後に座りが浅く「深く座ってくださいね」と声をかけることが多いのですが、
ご自分で動き出して移乗した場合だと、その後の座りなおしも自分で行う気持ちになりやすいです♪
今日できたことはきっと明日もできる!
毎日積み重ねていきましょう。
ご覧いただきありがとうございました。