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立ち上がりを見守る

全介助することもあるK様の立ち上がりの動作。

 

 

利用者様のADL、力を維持するためには運動はもちろん、日ごろの立ち座り等がいかに自分で行えているかが大切です。

 

「なかなか立ち上がれない=すぐに介助」ではなく・・

立ち上がれなかった原因に一つ一つ対処してみます。

 

よくある原因はこちら。

  1. 背もたれによりかかりすぎている ⇒ まずは身体を起こしてもらう
  2. 膝が伸びて足を踏ん張りにくい状況になっている ⇒ 膝を90度曲げてもらい、足裏もきちんと床につけてもらう。 
  3. 何をするのか状況をうまくのみこめていない可能性がある ⇒ 相手の目を見て、アイコンタクトをとりながらゆっくりと伝える。

 

K様は普段移乗した後に座りが浅く「深く座ってくださいね」と声をかけることが多いのですが、

 

 

ご自分で動き出して移乗した場合だと、その後の座りなおしも自分で行う気持ちになりやすいです♪

 

 今日できたことはきっと明日もできる!

毎日積み重ねていきましょう。

 

ご覧いただきありがとうございました。